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ものづくりVE技術コラム

静電容量センサーの構造

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アトライズヨドガワでは、静電容量センサーを活用した製品開発のサポートを行っています。こちらの記事では、その静電容量センサーの構造をご紹介いたします。

静電容量センサーとは

静電容量センサーは、”電界”を利用したセンサーで、感度次第で直接触れることなく非接触センサーとして利用できます。さらに物体の存在や位置の検出などにも応用できる技術です。

センサーから発している電界に物体が近づき“静電容量が変化する”ことで導体である金属、誘電体である水、油、ガラス、プラスチック、紙など様々な物体の検知が可能で、非常に多くのアプリケーションで利用されています。

感度と閾値を調整することで、人と物質の区別、さらに近接距離なども変えることができ、様々なアプリケーションへの展開が図られています。

静電容量センサーの構造

静電容量センサーには、大きく分けて2つの検知方式があります。

自己容量方式

1つの電極で構成され、物体が近づくと静電誘導を起こし電荷をチャージします。それによりチャージされた電荷量を計測します。

電極構造がシンプルで配置しやすいというメリットがありますが、電極サイズ、寄生容量により感度が一様ではないため、調整が難しいというデメリットがあります。

相互容量方式

2つの電極(エレクトロード)から構成され、平行平板コンデンサを模したトランスファー側とレシーブ側を相互に交番させて、トランスファー側とレシーブ側の間にある物体の静電容量を計測します。

電極サイズ、寄生容量による感度が変わらないというメリットがありますが、電極が2極構成となり電極設計が難しいというデメリットがあります。

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今回は、静電容量センサーの構造についてご紹介いたしました。

当社では、静電容量センサーを活用した製品開発のサポートを行っています。採用事例も多数ございますので、お気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!