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ものづくりVE技術コラム

赤外線センサのメリット・デメリット

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公開日:

アトライズヨドガワでは、赤外線センサを活用した製品開発のサポートを行っています。

こちらの記事では、その赤外線センサのメリット・デメリットと、実際の製品事例をご紹介いたします。

赤外線センサとは

赤外線とは、可視光線より波長が長い電磁波で、人の目では見ることができない光のことです。

赤外線センサは、その赤外線の光を感知するセンサで、赤外線の光を受光し電気信号に変換して、必要な情報を取り出すことができる技術、または技術を備えた機器のことです。

赤外線センサのメリット・デメリット

赤外線センサのメリットとして以下のようなものが挙げられます。

メリット

非接触

赤外線センサは、スイッチなどのモノに触らずに作動できるため、非接触によるオン/オフが可能です。

また非接触で温度を測定することができるため、温度計や体温計などで使用されています。

スイッチを推す手間が省ける上、モノに触れる必要がないため衛生的です。

防犯対策

温度変化や人などから発せられるわずかな赤外線も感知できるため、人感センサの付いた照明器具やカメラなどを設置することで防犯対策にもなります。

節電効果

人感センサにより、電気の消し忘れや水の出しっぱなしなども防げるため、節電・節水効果が期待できます。

一方、デメリットとしては以下のようなものが挙げられます。

デメリット

人以外も感知

放たれる赤外線の量や温度変化を感知するため、人だけでなく犬や猫などの動物にも感知してしまいます。

設置場所が限定される

直射日光や強い光が当たるような場所、温度変化の激しいような場所などは誤作動を起こしやすい。

赤外線センサの採用事例

赤外線センサは身近なものから街中の様々な場所で使用されています。

・照明

・体温計・温度計

・テレビやエアコンなどのリモコン

・自動ドア・エスカレーター

・水回り

・防犯カメラ

赤外線センサから静電容量センサへの置き換え

上記のような課題から、赤外線センサから静電容量センサへ置き換えることが増えてきており、

当社でも多くの置き換え実績がございます。

静電容量センサは、人の手の接近や距離が離れた際の動きも検出できるため、

軽い操作でも正確に位置を判定する事ができます。

また、耐久性も他の方式と比較して優れている特性があります。

>>静電容量センサの詳細についてはこちらをご覧ください!

赤外線センサのことなら、アトライズヨドガワにお任せください!

今回は、赤外線センサのメリット・デメリットについてご紹介いたしました。

当社では、赤外線センサを活用した製品開発のサポートを行っています。

採用事例も多数ございますので、お気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

>>お問合せはこちら