アトライズヨドガワでは、ペルチェモジュールを活用した製品開発のサポートを行っています。
こちらの記事では、そのペルチェモジュールの選定方法と、実際の採用事例をご紹介いたします。
ペルチェモジュールとは
ペルチェモジュールとは、加熱や冷却を制御することが出来る、熱制御モジュールです。
電極(半導体)をセラミック基板で両側から挟み込んだ構造となっており、電源から直流電流を流すと、
片側のセラミック板が吸熱し、反対側のセラミック板が放熱の作用を行います。
電流を流す方向を反対にすると、セラミック板の放熱、吸熱作用の作用も反対になるため、
こまめに電流を流す方向を切り替えることで、温度制御を行えます。
ペルチェモジュールの選定方法
ペルチェモジュールの選定には、モジュールの対応電圧や、コントロールできる熱量の幅、
その他モジュール自体の大きさ等を検討する必要があります。
▼電圧
電圧は、DC(直流)電源からの供給される電圧の許容量(上限)となります。
許容電圧を上回る電圧が流れると、モジュールの破損に繋がるので、電源仕様と照らし合わせての確認が必要となります。
▼大きさ(サイズ)
ペルチェモジュールのサイズや、形状が取付対象の機能を阻害しないか、
また、効率よく冷却(加熱)出来る配置に出来るかを検討します。
▼熱量
冷却・加熱が必要な熱量がモジュールに搭載されているか、
希望する温度に温度管理出来る能力があるか、仕様を事前に確認します。
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今回は、ペルチェモジュールの選定方法についてご紹介いたしました。
当社では、ペルチェモジュールを活用した製品開発のサポートを行っています。
採用事例も多数ございますので、お気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!