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ものづくりVE技術コラム

温度センサの種類

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アトライズヨドガワでは、温度検知を活用した製品開発のサポートを行っています。

こちらの記事では、その温度センサの種類と、実際の採用事例をご紹介いたします。

温度センサとは

温度センサとは、測定対象となる物体の温度を測定する機器の事です。

近年、測定対象の温度を数値化し、デジタル信号で記録・処理できるようになったことに伴い、人に温度を知らせるだけではなく、温度検知によるセキュリティシステムや、火災の自動通報システム等、使用用途は多岐に渡り活躍の場を広げております。

温度センサの種類

温度センサは、複数種類があります。ここでは代表的なものをご紹介いたします。

接触式

接触式は、直接測定対象に触れて温度測定を行う方式です。

昔からあるアルコールや水銀の温度計もこれに該当し、温度測定対象に触れた際の熱伝導によりアルコールや水銀が膨張した際に、この膨張率を温度目盛りに置き換え、測定を行う方式となっています。

アルコール温度計

アルコール温度計は、アルコールが熱膨張する仕組みを利用して温度を測定する温度計です。

水銀に比べて安全であることや、仕組みが単純・安価であることから、古くから普及している温度測定機器です。

水銀温度計

水銀温度計は、水銀が熱膨張する仕組みを利用して測定を行う温度計です。

水銀が人体に対して有毒であることから近年は生産や輸出入が規制されており、他の方式の温度計へ置き換えが進んでいます。

デジタル温度計

デジタル温度計は、温度により電気抵抗が変動する現象を利用した温度測定器です。

この抵抗値変動の測定にはサーミスターという抵抗を用いて行います。

バイメタル温度計

バイメタル温度計は、2種類の合金を板状に接合したものを用いて、それぞれの熱膨張率が違いで板が曲がる曲率を温度に換算する方式です。

非接触式(放射温度計)

非接触式(放射温度計)は、測定対象に触れずに温度を測定する方式で、赤外線を用いて測定を行います。

測定対象から放出される赤外線エネルギーを赤外センサーで測定し、

その強さによって温度を測定します。赤外線を利用して測定を行う温度計は「放射温度計」という分類になります。

温度センサのことなら、アトライズヨドガワにお任せください!

今回は、温度センサの種類についてご紹介いたしました。

当社では、温度センサを活用した製品開発のサポートを行っています。採用

事例も多数ございますので、お気軽にお問い合わせください。      

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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