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ものづくりVE技術コラム

加速度センサの用途

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アトライズヨドガワでは、加速度センサを活用した製品開発のサポートを行っています。

こちらの記事では、その加速度センサの用途と、実際の採用事例をご紹介いたします。

加速度センサとは

加速度とは単位時間当たりの速度の変化率のことで、加速度センサはその変化率を測定します。

加速度センサは主に、物体の傾きや振動を測定する際に用いられます。

加速度センサの用途

加速度センサについての使用例は下記の通りとなります。

▼自動車

エアバックを開く際の衝突検知に加速度センサが利用されています。

極端に急激な加速度変化がトリガーとなり、エアバックを開く処理が行われます。

また、急ブレーキを踏んだ際のタイヤのロック現象を防ぐため、ABS(アンチロックブレーキシステム)を作動させる判定も加速度センサによって行われています。

ABSが作動することで、急ブレーキ時にもハンドル操作が可能(タイヤのグリップがある状態)となり、危険回避を行う事が出来ます。

▼パソコン

ノートPCの落下時などを検知する際に加速度センサが用いられています。

落下を検出すると、ハードディスクのヘッドを安全な位置に格納して、落下の衝撃でヘッドの部品がディスクに傷を付けてしまうのを防止しています。

▼スマートフォン

スマートフォンを持ち上げると自動的にディスプレイの電源が入る機能にも加速度センサが使用されています。

また、地図アプリなどで進んでいる方向の検出にも加速度センサとGPSが併用されて使用されております。

▼地震計

揺れの大きさを加速度センサを用いて測定しています。

著しく大きい揺れに関しては、アラートシステムと連携して自動的に警報を出します。

▼製造機器

正常稼働時と比較して、異常振動が検知されると異常アラームを自動的に鳴らします。

故障時には振動がだんだん大きくなる傾向がありますので、故障の予防処置としての活用も期待できます。

加速度センサの採用事例

▼自動車

エアバック、ABS、姿勢制御など

▼パソコン

落下検知によるHDDの保護

▼スマートフォン

自動電源オン、地図アプリ等

▼地震計

震度計

▼製造機器

異常振動検知など

加速度センサのことなら、アトライズヨドガワにお任せください!

今回は、加速度センサの用途についてご紹介いたしました。

当社では、加速度センサを活用した製品開発のサポートを行っています。

採用事例も多数ございますので、お気軽にお問い合わせください。   

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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