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こちらの記事では、フレキシブルフラットケーブル (FFC)の原理と、実際の開発事例をご紹介いたします。
フレキシブルフラットケーブル (FFC)とは
フレキシブルフラットケーブルとは、電気を通す導体を何本か並列に並べ、その上から絶縁体を薄い板状形状にして圧着した電線です。
いわゆる基板の中にある、柔らかい板状の白い接続ケーブルの事です。
Flexible Flat Cable略してFFCと呼ぶこともあります。
基板と電子部品間の接続に主に使用され、特に可動部や、スペース的に薄い部分、筐体側に設置されている電子部品と基板との接続などに利用されています。
フレキシブルフラットケーブル (FFC)の原理
フレキシブルフラットケーブル(FFC)は、銅箔で出来た平らな電線を並列に並べた状態にしたものを、上下から柔軟性のある絶縁体のフィルムで挟み込み、接着剤で圧着した構造となっています。
この絶縁体フィルムは銅線を保護する役割も兼ねており、FFCの場合は一般的にPET(ポリエチレンテフタレート)が用いられています。
接着剤には、エポキシ系の接着剤を使用しており、ある程度の耐熱性がある仕様となっています。
コネクタ接続部は、導体が露出した状態となっており、耐久性向上やコネクタ接続時の取り回しを良くするために、FFC胴体部よりも硬い素材の補強板を貼り付けた仕様となっています。
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今回は、フレキシブルフラットケーブル (FFC)の原理についてご紹介いたしました。
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