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こちらの記事では、フレキシブルフラットケーブル (FFC)の用途と、実際の開発事例をご紹介いたします。
フレキシブルフラットケーブル (FFC)とは
フレキシブルフラットケーブルとは、電気を通す導体を何本か並列に並べ、その上から絶縁体を薄い板状形状にして圧着した電線です。
いわゆる基板の中にある、柔らかい板状の白い接続ケーブルの事です。
Flexible Flat Cable略してFFCと呼ぶこともあります。
基板と電子部品間の接続に主に使用され、特に可動部や、スペース的に薄い部分、筐体側に設置されている電子部品と基板との接続などに利用されています。
フレキシブルフラットケーブル (FFC)の用途
FFCの使用用途は最近の電子機器の小型化もあり、より活躍の場が広がって来ています。
具体的には、省スペースが求められる小型のモバイル機器全般、印刷ヘッド部が大きく可動するインクジェットプリンタ、デスクトップパソコンのHDDやSSDを接続するコネクタケーブル、ノートパソコンでは基板とディスプレイを接続するケーブルなどに利用されるなど、あらゆる電気製品にて使用されています。
よく似た用途のケーブルにFPC(Flexible printed circuits)がありますが、FPCは絶縁素材がポリイミドを使用し、耐熱性がFFCより優れている半面、コスト的にはFFCの方が安く生産できるため、過酷な使用環境で無い場合は、FFCを採用するといった使い分けが行われています。
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今回は、フレキシブルフラットケーブル (FFC)の用途についてご紹介いたしました。
当社では、電子製品の開発サポートを行っています。
事例も多数ございますので、お気軽にお問い合わせください。
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