アトライズヨドガワでは、様々な電子製品の開発サポートを行っています。
こちらの記事では、ポリイミドフィルムの種類についてご紹介いたします。
ポリイミドフィルムとは
ポリイミドフィルムとは、耐熱性に優れ、寸法変化の低い非常に信頼性の高いフォルムです。
ポリイミド自体の分子構造が非常に頑丈な分子構造であり、高い絶縁性も有する事から、一般的な電気機器から使用環境が過酷となる宇宙産業でも用いられる素材となっております。
ポリイミドフィルムの種類
▼一般型▼
耐熱温度が約200度の一般的なポリイミドフィルムです。
一般的な電子機器などにて使用されている他、耐薬品性、耐摩耗性に優れている事から屋外で利用する機械やエンジンオイルに晒される自動車部品などに利用されています。
▼高耐熱型▼
耐熱温度が約300度以上のポリイミドフィルムです。
非常に高温となる自動車のエンジン廻りや、太陽熱が直接当たり熱から人工衛星を守るサーマルブランケットなどに高耐熱型ポリイミドフィルムが使用されています。
▼透明型▼
一般的なポリイミドフィルムはオレンジ半透明の色ですが、特殊技術により透明化させたフィルムもあります。
光量が必要な太陽電池や、光学機器などに用いられています。
▼極薄型▼
通常のポリイミドフィルムの厚さが12〜125μmなのに対して、数μmの非常に薄いポリイミドフィルムも存在します。これらを用いて基板の軽量化、小型化が進んでいます。
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今回は、ポリイミドフィルムの種類についてご紹介いたしました。
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